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第二の故郷 新潟でシギチウォッチング とある海岸を行く 2018.5.4 ①






GWに新潟へ帰省するのは久しぶり





帰省2日目の朝、旧友と会うために春の嵐のなか街へと車を走らせる





待ち合わせ場所に近づくにつれ、しだいに雨は弱まりやがて晴れ間がみえてきた


約束の時間よりかなり早く着きそうだったので、時間潰しにとある海岸に立ち寄ってみる










荒れ狂う日本海


防波堤に叩き付ける高波





車を降りて標準レンズを装着したカメラを海へと向けたその瞬間


手前の砂浜にできた潮だまりで群れる鳥影に気付く





んっ!!











えっ!まさかっ!





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アカエリヒレアシシギ の群れではっ!!!





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シギチウォッチングを初めて8年


自らの記録を辿ると アカエリヒレアシシギ を意識したのは5年前


それから今まで数々のすれ違いを経験し、巡り合わせの悪さに失望を重ねた本種





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春のシギチは少ないと聞いていたこの新潟の地で


ようやく、やっと、ついに叶った アカエリヒレアシ との出会い





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しかも初見初撮りの アカエリヒレアシギ はまさかの成鳥夏羽個体の群れ!





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早鐘のように高鳴る鼓動をなんとか抑えつけ


明日予定していたバードウォッチングに備えトランクに納めていた望遠レンズを慌てて取り出し


武者震いの手でレンズ交換





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身を屈めながら慎重に距離を詰める





途中 ファインダーを何度 覗いても滲んで見えたのは


カメラの性能でも、吹き荒ぶ海風のせいでもないだろう





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群れは私のカウントでは22羽





見渡す限り他に誰もいない海岸


1人対22羽の静かな対峙





アカエリヒレアシギ たちはこちらを気にする様子もなく


その場でクルクルと回る興味深い動きを繰り返し


ときおり頭を水中に沈めては高確率でエビのような獲物をゲットしていた





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回転中に観察できるバックショット


首の赤色は首周りを一周しているわけでなく、後頭部には赤色を遮るように黒いラインが存在


赤い部分は確かにマフラーでもスカーフでもない、まさしくその名のとおり襟のようだ





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皆は互いに一定の距離をおいて回転しているのだが


少しでも距離が縮まると小競り合い





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さて、一度 深呼吸して識別タイム





群れのほとんどは完全夏羽か夏羽に換羽後期


であれば雌雄の識別は難しくない





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アカエリヒレアシシギ ♀ 夏羽










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アカエリヒレアシシギ ♂ 夏羽










呼吸さえに気を配りながら身を低く摺り足で近づいた結果


最終的にはその距離4-5m、順光サイドへと廻り込めた










以下 13枚は <APS-C 500㎜(FX換算 約750㎜)ノートリ画像>


大事なことだからもう一回 <APS-C 500㎜(FX換算 約750㎜)ノートリ画像>










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千載一遇の素晴らしい出会い


ここまできたら群れの飛翔シーンも撮りたい…





しかし、ふとスマホに目をやると友人との待ち合わせ時間をすでに5分オーバー!!


慌てて遅れる旨をタイプして、了解を得る










その20分後くらいだっただろうか


1羽のカラスが群れを強襲





群れは一斉に飛び立った!…がすぐにランディング


あいにくのピンボケと





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後ピン…無念





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ここで私がタイムアップ


春の嵐から避難中の彼らに、この先の旅の無事を祈りつつ別れを告げる





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神出鬼没な アカエリヒレアシシギ たちとの最高の出会い


おかげで約1年振りとなる友人とは待ちわせ40分遅れ、髪の毛ボサボサでの再会となった










1月の ヤマシギ 、4月の コシャクシギ に続き 2018年 3種目のライファー


5年間探し求めていた念願の アカエリヒレアシギ をようやく シギ・チドリ類 LIFE LIST 51th として刻むことができた





ありがとう新潟、ありがとう日本海、ありがとう春の嵐…










とりわけ個人的に思入れが深い種との出会いとあって、過去最高の1記事40枚の画像UPとなった










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Tag: シギチ

Comment 2

2018.05.06
Sun
23:07

asayan0723  

こんばんは、コシャクに続いてアカエリヒレアシですか!それも素晴らしい写真でホント羨ましい。やはり何処に行くにも望遠必携ですね。

2018/05/06 (Sun) 23:07 | EDIT | REPLY |   
2018.05.07
Mon
21:13

jm1999  

asayan0723 様 こんばんは。

おかげさまで、ついに出会えました!
翌日 地元のバーダーさんとご一緒できたのですが、話によるとこちらではたびたび観察例があるらしいです。
彼らは大陸沿いが渡りのメインルートでしょうから、太平洋側より日本海側のほうがチャンスが多いかもですね。
ただ、群れとの遭遇は珍しい とのことでした。

たしかに、もし望遠レンズを実家に置いてきていたら…と想像するとゾッとします…

2018/05/07 (Mon) 21:13 | EDIT | REPLY |   

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