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ヒシに覆われる いつもの公園 2018.8.12






ふと カワセミ に会いたくなって、久しぶりに訪れた いつもの公園


畔に立った瞬間 あまりの変貌ぶりに立ち尽くす…


かれこれ18年近くこの池を訪れているが、初めて目にする光景だ





水面の9割近くを覆いつくす、浮葉の大量繁茂!







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橋から水面を見下ろすと、どうやら ヒシ の仲間のようだ





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ヒシ か オニビシ なのかは浮葉だけでは同定不能





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それにしても水生植物の生長スピードは凄まじい!





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浮葉の絨毯の上を割拠するのは チュウサギ たち





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自宅に戻って かつてこの池の保護活動をされていたご近所さんに話を伺った





聞けば数年前から 外来種のミシシッピアカミミガメやリバークーター を駆除するために浮上式トラップを設置していたようだ


なるほど…池の中央に浮かぶ囲いは捕獲機だったのか…


その成果もあって外来カメの個体数は急減、食害を免れた水生植物も再生の兆しがみられたようだが


今夏 猛暑の影響も相まって、想定外のヒシ大繁殖へとつながったらしい





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水生植物は水質浄化の働きも大きいが、なにごともバランスが大事


ヒシのような浮葉植物が水面を覆ってしまえば、水中に光が差し込まず沈水植物は育たない


閉鎖的な環境にある池の場合、溶存酸素濃度が低下し魚類や水生小動物に大きな被害を与える可能性大


また ヒシは1年草だから晩秋には葉が枯れて放っておくと水質の悪化にもつながる


水上の枯葉駆除にはたいへんな労力が必要になるだろう





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この池には住宅地のど真ん中に位置するにもかかわらず、冬になると毎年たくさんのカモたちが訪れてくれる


ミコアイサ の群れや トモエガモ なんかも飛来して、彼らを間近で観察できる貴重な場所だ





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池の生態系が崩れ、彼らの餌となる水草や小魚、エビなどが減少すれば、


カモたちの飛来にも影響とか…大丈夫なのか?





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しかし、自然保護、環境保全とはつくづく難しい


いくつもの小さな要素が複雑に絡み合って、ときに予想もしなかった大きな結果をもたらす


自然は不確実性に満ちている










私自身にできることは限られているが


とりあえず今冬のカモの飛来状況は要チェック










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Tag: 野鳥

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